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LGBT当事者の出会いと恋愛

1.LGBTはどれくらいいる?

「結構たくさんいるんでしょ?そんなことくらい知っているわよ」とお思いの方も多いはず。

様々なメディアが発達し、個人が自分の主張をネットを通じて匿名でも行われるようになって、もう10年以上もたっている2019年。

テレビでもLGBT当事者が多数活躍されているのを見かけるのも多いですよね。

LGBTと呼ばれる人たちはある調査によりますと、全体の約8%ほどいると言われています。

8%というと、100人に8人です。100人だと多いですよね。もっと考えやすくしてみましょう。

全体の8%とは、25人に2人の計算になります。少し実感がわいたでしょうか。

この人数が多いのか少ないのかという話は置いておいて、あなたがLGBT当事者である、なしに関わらず、私の身近にも確実にLGBT当事者との出会いがあります。

2.LGBT当事者の出会い・恋愛事情

「LGBT当事者たちってどうやってパートナーを出会ったり、恋愛してるの?」と思う方も多いのかもしれませんが、案外普通に出会いもありますし、恋愛しています。

隠しているだけなのかもしれないし、もしかすると聞いたら答えてくれるくらいにオープンなのかもしれない。

普通に学校で出会って付き合った等のように、セクシャルマジョリティである異性愛者の方々と出会いや恋愛は、変わりません。

でも同性同士とかってどうやって出会い、恋愛するの?とお思いの方もいらっしゃると思いますので少しヒントを。

あなたが思う「人を好き」って気持ちと、別の誰かが思う「人を好き」って気持ちは変わらないものです。

具体的に言うと、好きだから大切にしたい、好きだから一緒にいたい、応援したい、守ってあげたい等。そうでしょ?

しかし、今の日本ではまだまだLGBT当事者たちが恋愛しにくいのも事実です。

だって、LGBTであるとカミングアウトがしにくいんだから。特に周囲へ隠したいと思っている人はなおさらです。

そういういう人たちっていったいどうするんだろう?と思っている方もいらっしゃると思います。少し、見ていきましょう。

3.出会いを求めるLGBT当事者はどこへ行く? 

「出会いが欲しいけど、どう出会ったらいいか分からない」これって実は、LGBT当事者であっても、そうでなくても、考える出会いのことは一緒なんです。

“恋活・婚活サイトやLGBT出会いアプリ”というものを知っていますか?出会いや結婚を求める男女がLGBT出会いアプリに登録して、出会いアプリ相手を探すというものです。

同じように、ツイッター等のSNSで仲良くなってカップルと呼ばれる関係になるLGBTもいますよね。

LGBT当事者ももちろんこれに当てはまっていて、LGBTが集まるLGBT出会いSNSや出会いサイトや出会いアプリで仲良くなったり、またツイッター等のSNSで出会いを探す当事者もいます。

その他にも、東京にある“新宿2丁目”や"大阪の堂山"とうのゲイタウンに行き、ゲイバーやミックスバーに入ってLGBTとの出会いを求めるなんていう手段もあります。

新宿2丁目や大阪梅田の堂山は、LGBT当事者向けのバーが多数経営されています。また、LGBT当事者向けのイベントや出会いパーティーも多々あるようで、そこでLGBTとの出会いを探す人もいるようです。

そこへ行けば自分のセクシャリティがなんであれ受け入れてもらえるという安心感から出会いを求めて足を赴けるLGBTも多いようですよ。

なにも出会いを求めるセクシャルマジョリティのみなさんとも出会い方は、変わりはありませんよ。

出会いアプリのオフ会、合コン、婚活パーティー、婚活イベントと同じように、LGBT当事者は、当事者向けのそういうLGBT出会いイベント等の土台もあるということです。

4.フィリピンとアメリカとサウジアラビアのLGBT事情(オマケ)

外国にいるLGBTの人と言えども、国によって全く事情が異なります。ぜひ日本と比較してみてください。

【フィリピン】
フィリピンはかなりオープンな国で、手をつないでいるLGBTカップルも町中でみることもありますよ。

ゲイの知り合いに聞いたところ、「普通にいつも周りをチェックしてイケメン探ししているわよ」と言っていました。

出会いアプリやインスタグラム等のLGBTSNSを通じて出会うことも多いようです。

【アメリカ】

アメリカもかなりオープンな国です。同性同士で結婚して子供もいるなんてことも多数あります。

それでも地方にいくとまだまだLGBTは、冷たい目で見られるようですが…。

【サウジアラビア】

サウジアラビアだと、同性同士の恋愛は禁止です。

宗教上の理由から禁止になっているので、嘘でもそれがバレると命の危険まで及んでしまうというようなことがあります。

一族の恥だとして扱われてしまうので、LGBT当事者だとは、家族の縁をきって外国へと逃亡でもしない限り言えない環境にまだあります。

以前イスラム教徒のお友達にはこう言われましたよ。

「えっ!?日本で同性同士の恋愛はいいの!?私たちは絶対ダメ!!イスラームではそれは禁止されているの!」

LGBTの彼に素敵な出会いを!

50代の私にとって、『LGBT』は耳慣れない言葉だ。

世の中のニュースや反応を見てもLGBTは、デリケートな話題という印象。

私には、30年前に出会いそれから友人関係のLGBTに属するであろう友人がいる。

彼はとても傷つきやすいけれど、決して弱くはない。健気で強くたくましいトランスジェンダーだ。

彼との出会いは、10代半ばで高校の同級生だった。かれこれ、出会いから30年以上の付き合いになる。

見た目は男子学生だった彼は、何の違和感もなく男友達と戯れていたし、私達女友達とも普通に話をしていた。

でも、本人は、『子供のころは辛かった』という。

『子供の頃って、男とか女とか、きっちり区別つけなきゃならないじゃない?』と。

そういえば、5歳になる孫娘は『青は男の色だから嫌』とかたくなに青色の服を着ない。

確かに子供のころは男女の区別を一番意識していたかもしれないし、学生時代もなにかと男女で区別されていた。

まして男三人兄弟の末っ子である彼は、実に男くさく育てられた。

当時は、LGBTはもちろんトランスジェンダーなどという観念はないし、LGBTとの出会いの場もない。

彼は、親兄弟にも分の体質(と、彼は表現する)を打ち明けることができなかったのだ。

そんな彼が自分の体質をさらけ出すようになったのは、高校を卒業し、美術系の専門学校に通い始めてからだ。

突然私を呼び出した彼は、『いろんなことから解放されたのよ』と初めて女言葉で言った。

出会ってから初めての体験だった!

どこかで誰かと出会って、なんやかんやあったらしいが、彼の発言の何もかもが抽象的で何一つ理解できなかったし、彼の変貌を目の当たりにして面食らった。

解放されたといった彼をとてもすがすがしいと思ったのを覚えている。

『なんやかんや』の意味は、後で知った。

その時、LGBTの彼は恋をし、その思いははかなく散っていたのだ。

相手は、バイト先の先輩。LGBTに理解を示さず、それどころかLGBTを激しく非難するタイプの人だったのだ。

テレビに映る「おねぇタレント」を悪しざまに言う先輩を見て、彼は自分の体質を公にする決意をしたらしい。

恋をした思いを伝えたい。だからカミングアウトした。ふられたという経路ならばわかる。

が、公にする決意をしたときには、先輩の偏見は露見していて、思いを伝えられるような心持ちではなかったという。

要するに告白すらしていないのだ。

では、今この時にカミングアウトをと問えば、彼には彼の理屈があった。

世間一般的な『普通』が『男と女の恋愛』ならば、自分のこの思いは『普通』ではない。拒否し嫌悪するのは、理解できる。

でも、自分が生み出した『思い』を自分が拒否することはできない。

『恋が実ったところで、実はならないけれど』と洒落なんだか自虐なんだか、よくわからないことも言ながらも『せっかく生まれてきた思いだもの。私が大切にしてあげないとかわいそうじゃない』とはにかみながら笑ったのだ。

告白こそしないけれど、自分の思いを昇華させるために、彼は自分を欺くことなく自分らしく生きることを決めたのだ。

『最近の人は、権利を主張しすぎるのよ』と彼は憤慨する。

『日の当たらないところを歩けとは言わないけれど、義務を放棄した奴は権利を振りかざすな』とぷりぷり怒る。

彼いわく、ヒトとして生まれたからには、次世代につなげることを義務としなければならず、その義務を果たせない自分は権利を主張することもしないのだそうだ。

いささか極論ではあると思うのだが、本人の主義なのだから仕方がない。

マジョリティの私が言ったら大問題。大炎上間違いなしだが、マイノリティであるLGBTの彼の発言である。

『不妊とかトランスジェンダーとか、お医者さんのお世話になっている人は別よ?』と付け加えもしていたが、彼らしい訳の分からない気遣いだ。

出会ってから初めての恋を告白されてから早30年!

誹謗中傷侮辱差別を受け続けても元気にたくましく健気に生きている彼は、今日も恋しているし、LGBT出会いアプリで新しいLGBT出会いを求めている。

恋の成就は放棄しているくせに実に惚れっぽく、いつもLGBT出会いアプリの若い男の子に熱を上げ、あっけなくふられ泣きわめいている。

救いは、いつでも誰にでも本気であること。それが救いであるのかどうかは定かではないが。

でも、人間らしい。一所懸命だ。

自分の思いを押し付けるだけの恋愛がだめなのは、男も女もLGBT関係ない。

相手があってこその恋愛であり、自分の思いも相手の思いも同じくらい大切にするのが出会いや恋愛なのだと思う。

要するに、LもGもBもTも。そうじゃない人も。恋する気持ちは皆同じ。

愛の強さ深さに、性癖やら個性やら体質やらは関係ないのだ。

それでも同じ方向を見れて、同じ力で愛し合える人と出会うのはLGBT出会いアプリでも奇跡に近いらしい。

人を好きになるのは簡単だけれども、愛し合うのは難しいらしい。

願わくば、LGBTの彼に素敵な出会い、そして、素敵な人があらわれることを!

LGBTは性的マイノリティを示す総称の一つ

L=レズビアン(女性同性愛者)、G=ゲイ(男性同性愛者)、B=バイセクシャル(両性愛者)、T=トランスジェンダー(性別越境者)を示しています。

それぞれ、女性しか好きになれない女性、男性しか好きになれない男性、どちらも好きになれる男女、心の性別と体の性別が一致しない人になります。

共通しているのはLGBTは、見た目や性格で好きになる人の性別が決まるとは限らないことです。女性を好きになるから性格や趣味が男性である必要はなく、男性であるから男性として男性を好きになる場合もあります。

重要なのはそれぞれ自然な感覚で恋愛をしていることです。

もちろん、自分の恋愛に対して違和感を覚える人もいてそれが悩みになることもあります。異性を好きになるのが常識ではないというのがポイントで、自然と同性を好きになるLGBTもいるのです。

LGBTのわかりにくいところ

LGBTの少しややこしいところが、恋愛対象などとは関係なく、心と体の性別が一致していないトランスジェンダーが入っているところです。

トランスジェンダーの場合は心の性別と体の性別が一致していないため日常生活すら苦痛に感じることが多くなります。

そのため、性転換手術などを行って心の性別に体を変えた上で戸籍などの性別情報も変更する人がいるのです。

病気などではなく、心の自由が優先されるのが現代社会です。

心の性別を否定することは人権の侵害になりかねないため、LGBTを治すという発想自体が差別的な内容を含むのもポイントです。

成長過程でLGBTになるのか、遺伝でLGBTになるかもわかっておらず、仮にわかったとしてもそれを否定することがよいのかどうかという問題も出敵増す。

人間の権利や尊厳を含む問題だからこそ、男性が女性を愛する、女性が男性を愛することを常識として押し付けるのが危険な部分があるのです。

LGBTを含めた性的マイノリティの権利に注目が集まるのは、LGBTが病気ではなく、あくまで個性の一つであるためなのです。

実はLGBTという表記では不足が生じる

ただし、LGBTという表現にも課題があります。これはLGBT以外にも性的マイノリティが存在することがわかっていて、表記的に十分ではないためです。

たとえばXジェンダーという、心の性別が男性や女性のどちらかに規定が出来ない人や、Aセクシュアル(無性愛者)と呼ばれる好きになる性を持たない人なども存在します。

他にもノンセクシュアル(非性愛者)という恋愛感情はもっても、性的欲求がわかない人などもいます。

そのため、LGBTにかわる言葉としてSOGI(Sexual Orientation and Gender Identity (性指向と性のアイデンティティ)という言葉も生まれています。

更に分類しにくい性が見つかる可能性もあるのです。

LGBTはどれくらいいるのか?

LGBTに代表される性的マイノリティに注目が集まるようになったのは、様々な調査で性的マイノリティがかなりの数いることがわかっているからです。

ただし、調査媒体によってかなり数字のバラツキがあるのもポイントです。

日本の民間団体や公的機関の協力を受けた団体の調査では数字に大きな差がわかります。

民間大手の広告代理店が調査した結果では8%程度、自治体関連の調査では1.6%とかなり低い数字が出たケースもあります。

ただし、継続調査で数字が上がったケースなどもあり、調査手法によってもかなり差が出ることがわかっています。

特に低い数字が出た調査は、個人が特定できるような情報が含まれていると不安を呼んだのがポイントです。

偏見や差別で生活が脅かされるのではという不安を抱える人が多く、正確な数字を取ることを困難にしているのです。

自分自身が性的マイノリティだと把握できていなかった人が一定数含まれることもポイントになります。

情報がネットなどで収集しやすくなったことで自覚できるようになったという人も増えていて、若い層を中心に新しい性の考え方に柔軟に対応できる人も増えていますし、LGBTとの出会いも増えています。

海外では年齢層によって受け入れ方の感覚が変わることもわかっていて、若者に限定した場合は10%以上の割合でLGBTが存在するという結果がでたケースもあります。

そのため、少なくとも5~7%程度はいるのではと見る人が多く、数字にどれだけシビアになるかで感覚が変わるのがポイントです。

LGBTとの出会いは個人差があります。

一見少ないように見えますが、30人程度の学校のクラスにはクラスに1~2人はいる計算になり意外と身近な存在だとわかります。

実は、知らないだけで、LGBTと出会っているのです。

100万人単位の都市であれば数万人のLGBTがいることになるため決して無視してはいけない状態になっているのです。

否定しないことが重要になる

LGBTに対する捉え方は人それぞれですが重要になるのはLGBTを否定をしないことです。

否定をしても誰も得をしないため配慮が大切です。


法務省LGBTページ

厚労省、  セクハラ指針にLGBTも対象と明記

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