私は、神戸に住む中堅の機械メーカーに勤務する40代の課長補佐。
ゲイの私は、電車の車内にて週刊誌を読んでいると、神戸ゲイ・同性愛ハッテン場出会いの広告がなぜか目にとまった。
大学生のころ、テレクラが全盛期だったことを思い出す。(ダメ元でやってみるか)と勢いに任せてゲイの男性と出会うために登録してみた。
仕事を終え、スマホを確認すると、いくつものゲイからのメッセージが入っている。
その中で、一人のメッセージが気になる。「私は30代後半のゲイです。一緒に三宮でお酒を飲んでくださる方はおられませんか」場所を確認すると会社の近くだ。
すぐさまメッセージのやりとりをする。今週末に三宮で会えることとなった。
さて、週末となり約束の神戸三宮に向かうと、神戸ゲイ出会いSNSのゲイ男性は目印の赤い眼鏡をかけて待っていた。
神戸ゲイ出会い
「すいません遅れまして」と声をかけると、「私も今来たところです」と微笑みにて返してくれる。すぐに歩き始め、予約してあった店に入る。
黄昏時を過ぎた時間に待ち合わせたため、よくわからかったが、店内のライトで彼の顔がはっきり見えた。
ジャニーズ系のかなりのイケメンである。私の胸が少し高ぶるのを感じた。
彼は私の視線、いやスケベ心を見透かしたかのようにクスリと笑った。
食事中、たわいのない話をした。しかしながら、お互いの家族のことは口にしない。
お互い、無意識に夢から覚めてしまわないように配慮だろうか。2件目へと移動する。
お互い強めのカクテルを飲みながら、恋愛話で盛り上がった。「そろそろ行きましょうか」と彼が誘う。
店を出ると、彼はまるで決まっていたかのように体を寄せ、腕を絡ませてきた。
ほど近いラブホテルに入ると彼は絡ませた腕をほどき、私の肩から首へと腕を回してきた。
最初はゆっくりと味わうかのように優しいキス。
徐々に舌を絡ませ激しく長いキスへと変わっていく。
彼から甘い吐息が漏れ聞こえる。柔らかく徐々に激しくキスを繰り返す。
彼の唇は首筋から胸元、乳首へと下っていく。
「ここ気持ちいいでしょ?」と意地悪そうな笑みを浮かべながら、必要に私の乳首をねっとりと嘗め回す。彼の舌が行き来しながら、徐々に私の下半身へと移動していく。
そのグラインドとともに肌がしっとりと汗ばみ紅潮していくのがわかる。大きな胸が激しく揺れ、彼の髪がしっとりと汗ばんだ頬に貼りついている。
夢のような時を過ごし、翌朝、三宮駅で彼と別れた。